1949-11-21 第6回国会 衆議院 外務委員会 第5号
平和條約の早期締結が困難であるという見通しのもとに、こういつたような案を考慮しておるのではないかと思われるのでありますが、過般十日に開会されましたパリの米英佛三国外相会議は、ドイツとの間の戰争状態の終止宣言を行うことを決議したと言われておる。去る十五日に西独の総理に対して戰争状態の継続によるいろいろの障害を除くであろうということを通告した。
平和條約の早期締結が困難であるという見通しのもとに、こういつたような案を考慮しておるのではないかと思われるのでありますが、過般十日に開会されましたパリの米英佛三国外相会議は、ドイツとの間の戰争状態の終止宣言を行うことを決議したと言われておる。去る十五日に西独の総理に対して戰争状態の継続によるいろいろの障害を除くであろうということを通告した。
私もまだ十分研究はいたしておりませんが、会期不継続の問題につきましても、アメリカ或いは英佛等の議会制度がそれぞれの国によつて違つているのであります。又日本の制度にしましても衆議院と参議院は違つておりまして、衆議院は一齊に改選をしまするが、参議院は半数改選である。
一九四八年末現在では、英、佛、伊、トリエスト、ギリシヤ、オーストリア、六箇國合計しても、わずかに六億七千二百万ドルしか決定されていない。こういう意味で日本の金融財政において見返り資金の占める位置というものは、外國の場合よりもはるかに強烈な刺戟力を持つておるものだと言わざるを得ないのであります。
すなわち研修所卒業者をして研修所で習得した語学を引続き勉学せしめ、及びまだ研修所に入所する機会のない職員に語学習得の道を開くため、現に英、佛両國語について実施中であります。 以上簡單でありますが、お答えいたします。
このブラツセル條約は英、佛及びオランダ、ルクセンブルグ、ベルギー、この五つの國によつて調印されておるのでありまするが、この第四條には、締約國が欧州において武力攻撃を受けた場合におきましては、他の締約國は全力をあげてすべての軍事的及びその他の援助を行う、こういうような非常に直截簡明なる規定をなしておるのであります。
同君はもともと熊本の出身でありまして、大正九年に東京の帝國大学を出られ、その後、政治学、政治史、そういう方面にますます薀畜を深められたのであり、且つ又その方面におきまして外國に遊学せられ、英佛独等の諸國両3年留学せられたのでありました。
この会議でいかなることが討議されたかまだ詳しくわかつていないのでありますが、この会議にはベルギー、オランダ、ルクセンブルグ——つまり英佛と西欧同盟をつくつておる國もオブザーバーとして参加しておるのであります。
私が現在の世界の平和がすこぶる危殆に瀕しでおるという印象を受けたのは、すでに新聞等によつてごらんの通り、三月十七日にアメリカ大統領トルーマンが両院に出席して朗読、したるそのメッセージにおいても、あるいはまた同じ日にブラツセルに開ふれたる英佛その他五箇國の会議において軍事援助を含む條約の調印が行われたという点を見ても、あるいはまた近く濠州の外務大臣が発表したあの世界平和危殆に瀕せという演説に見ても、およそ
過日のチエツコスロヴアキア國に起りました政変は、共産党と提携しておりました社会民主党系の内閣が、共産党のクーデタに脆くも潰えまして、東欧諸國が完全にソ連の勢力下に落ちたることを意味するものであり、相次いで起りました外務大臣の自殺とともに、米國及び西欧諸國に一大衝撃を與えまして、英佛初め西欧の五箇國は、急遽同盟を締結してソ連勢力の西進を防止する態勢を整えました。
隧道工事は今次世界戰争の前後を通じて、日本が世界に誇り得る唯一の建設工事でありまして、目下海峡征服隧道計画中本工事に比肩するものは、イタリー本土とシシリ一島を結ぶメツシナ海峡隧道、スペインとアフリカを結ぶジブラルタル海峡隧道並びに英佛海峡隧道でありまして、各國ともに鉄道隧道より数倍の断面を有する関門國道隧道の成否に関し多大の技術的関心を有するものであります。
輸入計画を作成することであるとか、ドイツの鋼鉄の生産の水準を引上げることであるとか、あるいはドイツ産の石炭を他の欧州諸國に公平に分配するように勧告することであるとか、あるいは賠償工場撤去の方法の問題であるとか、こういう問題について多少四國外相間に、意見の一致を見た点もあるのでありまするが、主たる問題は、特にソヴイエト言邦が今後ドイツから二十箇年開に百億ドるの賠償を要求するという案につきまして、とうてい米英佛三國
從いましてこの戰爭が終りました後には、ソ連といたしましては、再び戰爭によつて受けました損害を囘復して、速やかに共産主義社會への前進を續ける必寧があるわけでございまして、しかも日獨の崩壞、他方におきまして英佛の衰勢というものに伴いまして、かねてからソ連の經濟建設の到達目標とされておりました先進工業國でありますアメリカとも、直線的に對立するような状態に立至つたわけでございます。
その次に、ソ連側の今まで申しましたようなアメリカの政策に對する對策を賞めたのでありますが、簡單に申し上げますと、その對策の攻撃目標は、米國の帝國主義、その協力者英佛、それから右翼社會主義者、特に英佛、こういう三つが攻撃對象になつております。